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妊娠中に点眼薬を使っても大丈夫?――目薬と妊娠の関係

   

妊娠中は服薬に慎重になる方が多いですが、点眼薬は基本的に局所投与であり、体内への吸収はごくわずかです。そのため、内服薬とは異なり、妊娠中でも比較的安全に使用できるものが多いとされています。
ただし、一部の点眼薬には注意が必要です。たとえば緑内障治療に使われる点眼薬の中には、胎児の心拍や子宮の収縮に影響を与える可能性が指摘されている成分もあり、特に妊娠初期には使用を避けるべき薬剤があります。また、抗真菌薬の点眼薬も、妊娠中は安全性が確立されておらず、基本的に使用を控えるべきとされています。
一方で、抗菌薬(抗生剤)の点眼薬に関しては、分類によって妊娠中の扱いが異なります。たとえば、セフェム系は妊婦にも広く使われており、安全性が高いとされています。また、アミノグリコシド系やニューキノロン系といった点眼薬も、短期間の使用であればほとんど問題ないと考えられており、実際に必要に応じて使用されるケースが多くあります。また、妊娠何週かによっても全く異なります。
多くの点眼薬の添付文書には、「妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること」との記載がありますが、これは点眼薬に限らず多くの医薬品に見られる定型的な文言です。現実の医療現場では、この文言があるからといって直ちに使用を避けるということはなく、必要性と安全性を総合的に判断して処方されています。
妊娠中であっても、結膜炎やドライアイなど、点眼治療が必要となることは少なくありません。不安がある場合は自己判断で使用を中止したりせず、必ず眼科専門医にご相談ください。



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